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<title>症例・障害 | はたらく人・学生のメンタルクリニック</title>
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<pubDate>Sat, 09 May 2026 08:08:07 +0900</pubDate>
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<docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs>
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<title>注意点など</title>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 15:41:24 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[
「怠けている」「反抗している」と誤解されやすい
死にたい気持ちがある場合は早急な対応が必要
双極症、発達障害、不安症、身体疾患などとの鑑別も大切

うつ病のお子さんに対して、「頑張れば行ける」「気の持ちよう」と言いすぎると、本人はさらに自分を責めてしまうことがあります。励ましが悪いわけではありませんが、まずはつらさを受け止め、安全を確認することが大切です。
特に、「死にたい」「消えたい」「いなくなりたい」といった言葉がある場合は注意が必要です。冗談や一時的な発言と決めつけず、早めに医療機関や相談機関につなげる必要があります。
また、気分の波が大きい場合や、眠らなくても元気で活動的になる時期がある場合には、双極症など別の疾患を考えることもあります。薬物療法を行う場合にも、慎重に経過をみることが大切です。]]></description>
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<title>スライド（空き記事）</title>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 15:35:52 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[]]></description>
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<title>患者さんの例</title>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 14:50:27 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[

Aさん 11歳 女性 小学5年生
Aさんは11歳の女の子です。もともと少し恥ずかしがり屋なところはありましたが、低学年の頃は仲のよい友達もいて、学校にも大きな問題なく通っていました。
小学4年生の頃から、授業中に発表することをとても怖がるようになりました。先生に当てられると顔が赤くなり、声が震え、頭が真っ白になってしまいます。間違えた答えを言って、みんなに笑われるのではないかと思うと、授業中はずっと緊張していました。
最初は発表だけが苦手でしたが、次第に給食の時間に食べているところを見られること、音読、班活動、友達との会話、休み時間にグループへ入ることも苦手になっていきました。学校に行く前になると「お腹が痛い」「気持ち悪い」と言うことが増え、月曜日の朝は特に動けなくなることがありました。
家ではよく話すため、ご家族は最初、「少し内気なだけ」「慣れれば大丈夫」と考えていました。しかし、Aさんは学校ではなるべく目立たないようにしており、休み時間も一人で過ごすことが増えていました。発表の前日は眠れず、何度も原稿を読み直していましたが、それでも当日になると声が出なくなってしまいます。
ある日、学校で発表をする日が近づくにつれて涙が止まらなくなり、「学校に行きたくない」「みんなに変だと思われる」と話したため、ご家族が心配して児童精神科を受診しました。
診察では、人前で恥をかくこと、失敗して笑われること、緊張している様子を見られることへの強い不安があり、そのために学校生活や友人関係に支障が出ていることが分かりました。Aさんには、「性格が弱いからではなく、人からどう見られるかについての不安が大きくなりすぎている状態」と説明しました。
その後は、いきなり大勢の前で発表するのではなく、まずは家族の前で短く読む、次に先生と一対一で読む、次に少人数の友達の前で読む、というように段階を分けて練習しました。学校とも相談し、発表の仕方を調整しながら、少しずつ「できた」という経験を増やしていきました。Aさんは少しずつ授業中の緊張が和らぎ、学校で過ごせる時間が増えていきました。

]]></description>
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<title>診断基準の要約</title>
<link>https://hagamen.jp/case/article/p360</link>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 14:49:26 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[A．他者から注目される可能性のある社交場面に対して、強い恐怖や不安がみられます。
例えば、人前で話す、発表する、音読する、食事をする、文字を書く、友達と会話する、集団に入る、といった場面です。
子どもの場合は、大人との場面だけでなく、同年代の子どもとの場面でも不安がみられることが重要です。
B．自分の行動や緊張している様子が、他の人から悪く思われるのではないかと恐れます。
例えば、以下のような心配があります。

間違えたら笑われるのではないか
声が震えていることに気づかれるのではないか
顔が赤くなって変だと思われるのではないか
うまく話せず、友達に嫌われるのではないか
自分の視線、表情、におい、食べ方などで相手を不快にしているのではないか

C．その社交場面では、ほとんどいつも強い不安が起こります。
子どもの場合、不安は「怖い」と言葉で表現されるとは限りません。泣く、怒る、固まる、親にしがみつく、黙ってしまう、その場から逃げる、という形で現れることもあります。
D．その社交場面を避ける、または強い不安を我慢しながら耐えています。
E．その不安は、実際の状況に比べて強すぎるものです。
F．通常、6か月以上続いています。
G．学校生活、家庭生活、友人関係などに支障が出ています。
H．薬物や身体疾患だけでは説明できません。
I．自閉症スペクトラム、パニック症、身体醜形症、うつ病、場面緘黙など、他の状態だけでは十分に説明できません。]]></description>
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<title>症状は？</title>
<link>https://hagamen.jp/case/article/p359</link>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 14:48:29 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[「人前で失敗するのが怖い」「変に思われるのが怖い」というのが代表的
社交不安障害は、人と関わる場面や人前で何かをする場面で、強い不安や緊張が起こる病気です。単に恥ずかしがり屋ということではなく、その不安のために学校生活や友人関係に支障が出ている状態です。
児童の場合、以下のような場面で症状が出ることが多いです。

授業中に発表する
音読をする
先生に当てられる
友達の前で話す
給食を食べる
グループ活動に入る
人前で字を書く
電話で話す
挨拶をする
初対面の人と話す

不安が強い場面では、動悸、発汗、手の震え、声の震え、赤面、吐き気、腹痛、頭痛、息苦しさなどが出ることがあります。子どもの場合は「緊張する」と言うよりも、「お腹が痛い」「気持ち悪い」「学校に行きたくない」と訴えることもあります。
また、社交不安障害では、実際の場面だけでなく、前日や数日前から強い不安が出ることがあります。発表のことを考えるだけで眠れなくなったり、何度も練習したり、失敗しないように過剰に準備したりします。
一方で、家では普通に話せることも多いため、「学校ではなぜ出来ないのか」と周囲から誤解されることがあります。本人はわざと避けているのではなく、「怖い」「失敗したくない」「変に思われたくない」という不安で動けなくなっていることが多いです。]]></description>
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<title>原因は？</title>
<link>https://hagamen.jp/case/article/p358</link>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 14:47:27 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[
生まれつき不安や緊張を感じやすい気質が関係することがある
人前で恥ずかしい思いをした経験がきっかけになることがある
学校環境、友人関係、家庭環境などが影響することがある
本人の弱さや甘えだけで説明できるものではない

社交不安障害は、性格の問題だけで起こるものではありません。もともと慎重で、人からどう見られるかを気にしやすいお子さんが、学校生活の中で強い緊張を感じるようになることがあります。
きっかけとしては、授業中に間違えて笑われた、発表でうまく話せなかった、友達からからかわれた、先生に強く注意された、などの経験が関係することがあります。ただし、はっきりしたきっかけがないまま、少しずつ不安が強くなることもあります。
また、年齢が上がるにつれて、周囲からどう見られるかを意識するようになります。そのため、小学校高学年から中学生にかけて、人前での発表、友人関係、グループ活動などで困りごとが目立ってくることがあります。
「対人恐怖症」という言葉は、日本では昔から使われてきた言葉です。現在の診断名では、社交不安症・社交不安障害として理解されることが多いですが、なかには「自分のにおいで相手を不快にしている」「自分の外見が相手に迷惑をかけている」といった確信が強い場合もあります。その場合は、身体醜形症や強迫症に近い状態など、別の病気との鑑別が必要になることがあります。]]></description>
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<title>注意点など</title>
<link>https://hagamen.jp/case/article/p357</link>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 14:46:21 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[
単なる恥ずかしがり屋とは限らない
不登校につながることがある
無理に人前で話させると悪化することがある
回避を続けすぎると不安が固定されることがある

社交不安障害は、「内気な性格」「あがり症」と見分けがつきにくいことがあります。もちろん、人前で緊張すること自体は誰にでもあります。しかし、その不安のために登校できない、授業に参加できない、友達関係を避ける、強い身体症状が出る、という場合には治療の対象になります。
注意が必要なのは、無理に人前で発表させたり、「みんなの前で話せば慣れる」と考えて強引に挑戦させたりすることです。本人が強い恐怖を感じている状態で無理に行うと、失敗体験になってしまい、さらに人前が怖くなることがあります。
一方で、不安だからといって発表、会話、登校などをすべて避け続けると、「やっぱり人前は危険だ」という感覚が強まり、不安が長引くことがあります。
大切なのは、不安を否定せずに受け止めながら、本人が取り組める小さな段階から練習していくことです。いきなり大きな課題に挑戦するのではなく、「先生と一対一で話す」「原稿を短く読む」「友達一人の前で話す」など、出来そうなところから進めます。
また、社交不安障害は、場面緘黙、不登校、うつ病、自閉症スペクトラム、ADHD、強迫性障害などと重なってみられることがあります。特に、学校では話せない、登校前に腹痛が出る、人間関係を避けるといった症状がある場合は、背景を丁寧に確認することが大切です。]]></description>
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<title>治療は？</title>
<link>https://hagamen.jp/case/article/p356</link>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 14:44:03 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[精神療法を中心に必要に応じて薬物療法も組み合わせます

心理教育
認知行動療法
段階的な行動練習
学校との連携
家族への支援
必要に応じた薬物療法

治療では、まず本人とご家族が、社交不安障害について理解することが大切です。人前で緊張することは自然な反応ですが、その不安が大きくなりすぎると、学校生活や友人関係を妨げるようになります。
精神療法では、認知行動療法がよく行われます。認知行動療法では、「みんなが自分を変だと思っている」「少しでも間違えたら笑われる」といった考え方を一緒に整理し、実際にはどうだったのかを確認していきます。
また、社交不安障害では、不安を隠すための行動がかえって不安を強めていることがあります。例えば、顔を見られないように下を向く、声が震えないように小さな声で話す、失敗しないように過剰に準備する、発表を避ける、といった行動です。これらはその場では安心につながりますが、長い目でみると「避けないと危ない」という感覚を強めてしまうことがあります。
そのため、治療では、無理のない範囲で段階的に練習します。例えば、以下のような流れです。

家族の前で短く読む
先生と一対一で話す
先生に短い返事をする
仲のよい友達一人の前で話す
少人数の前で発表する
クラスで短く発表する

学校との連携も大切です。発表を急に求めるのではなく、事前に内容を決める、発表時間を短くする、最初は先生だけに聞いてもらう、成功しやすい課題から始める、といった工夫が役立つことがあります。
ご家族には、本人を責めたり、「気にしすぎ」と言いすぎたりしないことが大切です。一方で、不安な場面をすべて避ける形にならないように、主治医や学校と相談しながら、小さな目標を作っていきます。
不安が非常に強い場合、登校できない場合、うつ症状や不眠を伴う場合には、薬物療法を検討することがあります。社交不安障害では、SSRIと呼ばれる抗うつ薬が使われることがあります。薬は不安を軽くし、精神療法や行動練習に取り組みやすくする目的で使用します。
当院では、お子さんの年齢、症状の強さ、学校生活への影響、ご家族の状況などを確認しながら、無理のない治療を相談していくことが大切であると考えています。]]></description>
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<title>スライド（空き記事）</title>
<link>https://hagamen.jp/case/article/p355</link>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 14:37:32 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[]]></description>
</item>
<item>
<title>患者さんの例</title>
<link>https://hagamen.jp/case/article/p354</link>
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<pubDate>Fri, 08 May 2026 14:37:01 +0900</pubDate>
<description><![CDATA[

Aさん 10歳 女性 小学4年生
Aさんは10歳の女の子です。3年生までは大きな問題なく登校していましたが、4年生になってから、朝になると「お腹が痛い」「気持ち悪い」と言うことが増えました。最初は月曜日だけ休むことが多かったのですが、次第に休む日が増えていきました。
小児科では大きな異常はありませんでした。ご家族は「学校に行けば大丈夫」「休み癖がつくのではないか」と心配し、何とか登校させようとしました。しかし、朝になるとAさんは泣いて動けなくなり、親子で言い争いになることが増えました。
話を聞くと、クラス替え後に仲のよい友達と離れ、グループの中でうまく話せなくなっていたことが分かりました。また、授業のスピードが速くなり、勉強についていけない不安もありました。休んでいるうちに、昼夜逆転気味になり、ますます登校が難しくなりました。
児童精神科を受診したところ、不登校は病名そのものではなく、さまざまな要因が重なって「登校したくても出来ない状態」になっていると説明されました。身体疾患、うつ病、不安症、発達特性、いじめ、学習の困難、家庭や学校の環境などを確認していく必要があると説明を受けました。
その後は、まず朝の親子の衝突を減らし、生活リズムを整えることから始めました。学校とは、担任、養護教諭、スクールカウンセラーを交えて相談し、最初は保健室で短時間過ごすことから再開しました。Aさんは少しずつ安心できる場所を増やし、学校以外の学びや人との関わりも含めて、再スタートの方法を考えていくことになりました。

]]></description>
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<lastBuildDate>Sat, 09 May 2026 08:08:07 +0900</lastBuildDate>
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