診療内容治療方法

• 「話せてよかった」
• 「ネガティブだった気持ちが楽になった」
• 「これから何をしていくべきかがわかった」

　主にお話しすることを通して、医師が患者様と一緒に気持ち・頭の中の整理をしたり、治療にあたっての行動の相談をしたりする治療法です。
　心の不調があるときは、一人で考えても悪いほうへ、悪いほうへ思考が傾いてしまったり、頭が回らずなかなかいい考えが浮かばなかったりするものです。
　医師による精神療法をとおして、柔軟な考え方や回復への糸口を一緒に見つけていくことで、心が軽くなったり、問題の解決に向かっていけたりします。

• 「家でゆっくり休めるようになった」
• 「やっと眠れるようになった」
• 「あんなに不安だったのに、気持ちが落ち着いた」
• 「仕事がうまくいくようになった」

　それぞれの症状に対して、効果的かつ適度なお薬を処方し、治療を助ける方法です。
　精神症状に悩まされる人の多くは、眠れない、食欲が出ない、心臓がドキドキする、呼吸が苦しい、といった身体の症状も現れます。また、精神症状には脳の神経伝達物質やホルモンの異常も大きくかかわってきます。
　そうした症状、状態に対して、必要に応じてお薬を用いることで、神経やホルモンのはたらきを正常に戻せるようアプローチし、精神療法や環境調整をより効果的なものにしていきます。

• 「産業医なんて知らなかった。会社の仕組みにも詳しい先生でよかった」
• 「学校の話ができてよかった。ひとりぼっちでつらかったけど、少しほっとした」
• 「自分はどうしていけばいいのかがわかって、安心した」

　職場や学校、家庭など、患者様をとりまく環境も、精神の病気には大きくかかわっています。これらの環境を、本人にとってより生きやすい形に整えていくことが、治療において最も重要なことのひとつです。
　当院は、特に企業内や学校内でのさまざまな状況や、起こりうる問題に精通しています。
　職場や学校で得られるサポートや、求められる配慮について、診断書や情報提供書、面談などをとおして助言を行ったり、家族を含めた診察に対応したりすることで、環境の調整・改善を図っていきます。